占いは、昔からとても興味がありました。
今は、タロット占いを勉強しています。
生年月日など、決まったことから答えを得るのではなく、
偶然に出てきたカードから、
読み解いてストーリーを見ていくのは、
ちょっと夢があるように感じています。
まだ本格的に誰かを占うというところまで、
到達していないのですが、是非自信を持って、
占うことができるようになりたいと思っています。
占いに関して、最初に興味を持ったのは占星術でした。
短大に行っていた時、哲学の授業で占星術を
勉強することがありました。
「宇宙の星々の角度が、人に影響を与えるのか?」
という、大きなテーマでしたが、
そのときに個人のホロスコープを作成しました。
雑誌の星占いコーナーにあるような、
今月は運勢がいいとか悪いとかで、一喜一憂するのではなく、
もっと詳細な分析を必要とするものでした。
目に見えない不思議な世界が好きだったので、
他の占いにも興味を持つようになり、
四柱推命、九星気学、手相など、
知識は本から、広く浅く(?)勉強し、自分の分析をしていました。
占いは、太古の昔から
世界中で研究されてきて、
現在もそれを使っているのを考えると、
人が未来について知ろうとする欲求は
どの時代になっても変わらないのだと思います。
以前、イギリスに住んでいた時に、
一度、イギリス人の占い師にみてもらったことがあります。
相談内容はとても個人的で、
イギリス人のパートナーとの離婚についてでした。
それまで仲が悪かったことがなかったので、
周りの友人や親などに
相談することもできなくて、
一人で悩んでいました。
そんな時にある雑誌をみていたら、
個別に相談できる占い師が載っていました。
第三者なら話をするのも気が楽だし、
占いと割り切れば、何を言われても平気と思い、
申し込んでみました。
最初に話をしたときは、カウンセラーみたいに
何もすぐに決める必要はないと穏やかな感じでした。
でも、占いのセッションが始まったら、
カードや水晶をみて、急に違った口調になって
早く別れた方がいいと言われました。
最終的には、離婚することを決断したのですが、
占い師の言うことを聞いたからだとは、思っていません。
たぶん心の中では、「別れるべきだ!」
と決まっていたのだと思います。
でもそれを行動に起こすきっかけを
占い師に作ってもらっただけにすぎません。
知り合いの女性で、占いにとても詳しく、すごく勉強していて、
少しの間だけ、占い師をやっていた人がいます。
彼女に占いで見てもらった人が
すごく当たっていたのか
それ以来何をするにも
彼女の助言を求めてくるようになったそうです。
自分で考えることをしなくなる
そういう人を作ってしまった彼女は
占いを仕事にする自信がなくなったと言っていました。
人生で辛い時に、占いの言葉に
癒されることもあると思います。
でもそれだけを頼って生きるのは違うと思います。
私の占いに対する考え方は、
自分の都合の良いところを聞くことにしています。
あくまでも行動するのは自分ですから。