イギリスのカード文化 + 2月のパンケーキデー

2月14日はバレンタインデーですね。

日本では、女性から男性にチョコレートを贈って、

告白する日みたいになっていますが、

イギリスでは、カードを送るのが普通です。

女性から男性に、という決まりもありません。

プレゼントを贈ることもありますが、

チョコレートとは、決まっていません。

カードを送る文化が、日本になかったので

イギリスに住み始めた頃は、よくわかりませんでした。

バースデーカードや、クリスマスカードは

日本でも有名で、文具店でもカードが置いてあり、

私も何度か送ったことはありました。

イギリスでは、特に大きなイベントには関係なく、

カードを送り合う文化があり、

何か気が付いたときに、カードを送り合っています。

メッセージの種類もたくさんあって、

カードだけを扱っているお店も多くあります。

「カードだけのお店なんて」と、思ったこともありましたが、

イギリスには、カードを売るお店がたくさんあり、

探せばすぐに見つかります。

それほど、カードを送り合う文化は、

イギリス人と密接なのだと、感じました。

手紙のように長い文章を書くのではなく、

たいていは、ほんの一言を書くだけです。

例えば、食事をごちそうになったりしたら、

「今日はありがとう!」と書いたカードを

家に帰ってすぐに送ったりします。

簡単な言葉ですが、素敵な絵に手書きのメッセージを

受け取ると嬉しくなります。

今はメールやSNSで、メッセージも簡単に送れるようになったので、

そういう文化も減ってきているかもしれません。

身体障害児の施設で働いていた時、

その月のイベントを子供たちと、一緒に行っていました。

2月には、「パンケーキデー」という日がありました。

子供たちは、自分たちで料理をする機会は

あまりなかったので、はしゃぎながら作っていました。

パンケーキは、日本のホットケーキのように厚く焼かないで、

クレープより少し厚いくらいです。

食べ方は、焼いたパンケーキにレモン汁とグラニュー糖を

かけて食べるだけです。

イギリスのお菓子はバターや生クリームの入った

こってりしたものばかりだったので、

シンプルにレモンをパンケーキに絞って、

お砂糖をかけて食べるこのパンケーキが

とても気に入りました。

簡単なので、作ってみてはいかがでしょうか。

こちらに紹介してみます。

パンケーキの材料と作り方は下記のとおりです。

(6枚分)

小麦粉 100g

卵    2個

牛乳  300ml

油    大さじ1

塩    少々

作り方は、ボールにすべての材料を入れて混ぜ合わせ、

なめらかな状態にして30分くらい置きます。

フライパンにうすく油、またはバター(上記の量以外)を引いて、

中火で片面1分くらい焼いてひっくり返し、

両面に少し焦げ目ができるまで焼きます。

レモン汁とグラニュー糖をかけて、召し上がってください。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする